コロナ後公共交通提案

地域公共交通確保維持改善事業補助金(陸上交通)に関わる補助要件の緩和などについて  5/14通達 pdf

国交省総合政策局地域交通課長および自動車局旅客課長より、5/14付で全国各運輸局へ事務連絡「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(陸上交通)に係る補助要件の緩和等について」が発出されました。

要点

補助対象となるための要件である輸送人員の下限を緩和し、本年度の直接的影響だけでなく、一度減少してしまった利用者の回帰までを踏まえた長期的な支援内容となっています。

  • 令和2年度における実績輸送量が新型コロナウイルス感染症の影響による輸送人員減少等により15人を下回ったとしても、補助対象外とすることはない。
  • 令和2年度における実績輸送量が、新型コロナウイルス感染症の影響による輸送人員減少等により15人未満となっても、これにより、令和4年度及び令和5年度の生活交通確保維持改善計画において補助対象外とすることはない。
  • 地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金について・・・交付要綱別表7(補助対象事業の基準)の補助対象事業の基準について、「ト」の基準(運行1回あたり2人以上)は適用しない。

「クルマ社会を問い直す会」では先週、国交省、内閣府および主要政党宛に財政支援を求める意見書を提出した。

新型コロナウイルスの緊急事態に際し、公共交通機関 の財政 支援 を求める 意見書 pdf

5月13日 緊急アピールに賛同の、NPO法人ゆうらんが「道政記者室」(北海道庁内)に緊急アピールを投げこみました。

NPO法人ゆうらん 札幌のバスマップを手始めに、北海道の交通情報を広く出しています。

まだまだ地域の公共交通が崩壊の危機に直面している事が、ほとんど知られていません。一度経営が崩壊すれば、運転士も社員もちりぢりになって、再建するのは至難の業です。益々買い物難民や通学難民を発生させてしまいます。さらに自動車にしか頼れない社会は、非常に脆弱な社会になってしまいます。

新型コロナウィルスによる交通崩壊を防ぐための群馬緊急提言

4/30 交通からまちづくりを考える会前橋の湯沢代表から、前橋市長に直接手渡したとのことです。

交通からまちづくりを考える会 前橋  ←提言書などのリンク
・のりのり学会
・2015年からの生活交通をつくる会
・上毛電鉄友の会
・わたらせ渓谷鐵道 市民協議会

銚子電鉄竹本社長が語る!Zoomミーティング  IY Railroad Consulting主催  緊急企画2020年5月5日に開催されました。50名の参加者とともに、コロナ後の鉄道について問題意識を共有しました。司会:西上いつき IY Railroad Consulting 代表 スピーカー:大塚良治 江戸川大学 准教授 ゲストスピーカー:竹本勝紀 銚子電気鉄道 代表取締役社長

「新型コロナウイルスによる未曾有の危機に鉄道業界はいかにして立ち向かうか?」

前半動画    後半動画

地域公共交通総合研究所提言 リンク 4/17 発表   関連新聞インタビュー 日経産業新聞 5/1  新着

1. 新型コロナウィルス対策地方生活交通維持特別補助金(減収補助)の新設
2. 燃料税、消費税、固定資産税等の税の減免
3. 地方自治体などの公共交通補助に新型コロナウィルス対策特別交付金の新設と地域間交通維持・確保に向けた補助金要件の緩和
4. 地方自治体などのバスターミナル、駐車場、港費や港湾施設使用料などの使用料の減免
5. 従業員やお客様の感染症予防対策の導入・実施の補助に加え、従業員に感染者が確認された場合の優先的医療的措置の政府保証の政策パッケージの投入
6. 風評被害対策の実施

 

新型コロナウイルス感染拡大で利用者が激減している交通事業者に対する経営支援などを求める緊急要望書を、富山県知事、城端・氷見線沿線4市の市長に提出しました。4/30  「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急要望書」  新聞記事 

 山陽新聞 4/30 朝刊1面コラム「滴一滴」
タイトルに強い危機感が表れていた。「くらしの足をなくさない!」。全国の交通関係の研究者や事業者らが24日にオンラインで開催した緊急フォーラムだ。副題は「新型コロナウイルスによる交通崩壊を止めろ」▼今、路線バスなどの地域公共交通の経営が急速に悪化している。休校や外出自粛で乗客が大きく減っても、社会機能の維持のために一定の運行は続けざるを得ない。だから休業を前提とした国の助成金も受けにくい▼もともと路線バスは苦境にあった。減便・路線廃止は過疎地や中小都市だけでなく、近年は大きな都市にも及ぶ。岡山市では20年余りで運行区間が24%も減少し、福山市でも今春多くの路線が減便された▼ほとんどの事業者が赤字経営で、人口の多い岡山市でさえ路線の8割が赤字というから驚く。もしウイルス禍による経営悪化で赤字路線が廃止されたら、市中心部などのわずかな路線しか残らなくなる。まさに交通崩壊だ▼8年前の衝撃が思い出される。岡山県の井笠地方や福山市などにバス路線網があった井笠鉄道(笠岡市)が突然経営破綻し、通学や通院で利用する人らが途方に暮れた▼フォーラムでは事業継続のための資金援助など国への提言をまとめた。岡山県バス協会などは別途、経営支援の要望書を県に出した。交通崩壊の悪夢は何としても避けたい。

くらしの足全国フォーラム home

 

4月24日14時から18時、全国1002人が視聴、オンラインで議論

くらしの足・ホームページトップ
  緊急提言 社会崩壊を招く「交通崩壊を防ごう! pdf

  動画視聴できます  この模様は25日朝のNHKニューズで全国放送で取り上げられました。

【講演メモ】イーグルバス株式会社の現状報告(4月24日 伊藤昌毅 コロナ影響の現状と対策、コロナ後、ヒント満載 5/3新着

        走り続ける公共交通 守るために何が必要か 関係者1000人 国へ緊急提言   4/27   乗りものニュース編集部

「新型コロナ・ウィルスによる交通崩壊を防ぐための緊急アピール」

に  賛同  ・ 協力 の団体 の リスト 2020年5月7日現在

賛同団体リストのpdf  4月27日に国交省記者クラブ、国交省、新交通システム推進議連に手交

環境経済研究所の緊急アピール考察pdf  春の全国交通安全運動で交通事故が激減、壮大な交通実験ともなっている様々な事象、考え方

急なお願いにもかかわらず、全国から多くの団体に賛同いただきました。この声を全国に、そして国会にも届けたいと思います。

★賛同団体:46団体 協力団体:2団体

全国  人と環境にやさしい交通をめざす協議会(交通まちづくりの広場)

全国  NPO法人 エコエネルギーによる地域交通システム推進協会(AREEV)

全国  NPO法人 全国鉄道利用者会議

全国  クルマ社会を問い直す会

北海道 札幌LRTの会

北海道 NPO法人 ゆうらん

北海道 LRTによる人と環境に優しい街づくり研究会<札幌・帯広>

北見  石北沿線ふるさとネットワーク

函館  函館鉄道環境活動部 (四季島の会)

八戸  八戸の歩き方<交通情報サイト>

八戸  八戸鉄道・バス研究会

秋田県 NPO法人 秋田内陸線沿線地域エコミュージアム会議

関東  持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)

関東  わたらせ渓谷鐵道市民協議会<桐生・みどり・日光>

栃木県 雷都レールとちぎ<宇都宮・芳賀町>

群馬県 上毛電鉄友の会<前橋・桐生>

群馬県 のりのり学会

群馬県 2015年からの生活交通をつくる会

前橋  交通からまちづくりを考える会前橋

千葉県   生活バスちばにう友の会<鎌ヶ谷・白井・船橋・印西>

東京  環境経済研究所

東京  世田谷交通研究会

東京  都電網研究会

横浜  NPO法人 横浜にLRTを走らせる会

横浜  横浜の公共交通活性化をめざす会

横浜  横浜交通まちづくり協議会

川崎  川崎の交通とまちづくりを考える会

富山県 呉西地区交通まちづくり市民会議<高岡・砺波・南砺>

高岡  路面電車と都市の未来を考える会・高岡(RACDA高岡)

高岡  戸出地区未来創造異脳種会議「戸出によっといで」

金沢  金沢・LRTと暮らしを考える会

金沢  LRTでつなぐ会

福井  NPO法人 ROBA(ふくい路面電車とまちづくりの会)

東海  天浜線サポーターズクラブ<掛川・森町・浜松・湖西・豊橋>

静岡  LRTで結ぶ会<清水>

いなべ 北勢線とまち育みを考える会(ASITA)

関西  NPO法人 KOALA京都・大阪>

滋賀県  おおつ交通まちづくり推進会<大津・草津>

大阪  日本橋にトラムを通してにぎわいを進める会

大阪・堺 NPO法人 RACDA大阪・堺

堺   未来へつなごう!堺チン電の会

兵庫県 粟生線の未来を考える市民の会<三木・小野・神戸>

奈良  奈良LRT導入委員会

岡山  NPO法人 公共の交通ラクダ(RACDA岡山)

広島  路面電車を考える会

高松  鉄道模型グループ「ターミナル」

高知   高知の電車とまちを愛する会

沖縄  バスマップ沖縄

 

全国・路面電車ネットワーク事務 局

E-mail   info@yasashii. transport.net   交通まちづくりの 広場

緊急 アピール に 関 す る 問合せ 先  運営委員長 岡將男(RACDA 岡山会長)

E-mail  okj165@poppy.ocn.ne.jp   TEL 090-3743-4778


岡山駅バス時刻表