岡山市電車バス無料デー

岡山市のバス路面電車無料デーの第二回目が終りました。その速報値と高知の同様の取り組みなどをまとめました。瓦版にもあるように、日頃公共交通を使わない人々に、大きなインパクトがあったようです。利用者数は休日2.4倍、平日1.6倍で、3-4万人が超過乗車し、町には人が溢れた。牛窓や勝山行きなど周辺の観光地にも人が溢れました。岡山市では市長は2月のバレンタインデー周辺で第3回目を計画していると表明しました。
倉敷市が初の「運賃無料デー」 水島臨鉄、路線バス乗り放題 新着2022-0924山陽新聞
運賃無料デー拡大、公共交通再構築の契機に 新着 2022-0923 山陽新聞社説
米国の鉄道やバス、無料化相次ぐ コロナ禍から回復へ、期間限定で 新着2022-0921 共同通信配信
図書館や市民プールは、無料か格安、鉄道は 新着2022-0920 山陽新聞コラム
第7波対応21億円 県補正予算案 感染対策と社会経済の両立目指す、全県児童お試し乗車券 新着2022-0822山陽新聞
社会経済活動との両立を目指し、地域公共交通の利用を促す小学生向けの「お試し乗車券」配布といった支援策を打ち出した。お試し乗車券は県内の全児童に対し、学校を通じて100円割引チケット10枚つづりの冊子を配る。バスや路面電車、鉄道(JRは除く)などに利用でき、同伴の大人も対象とする。1億5300万円を充て、12月に開始する予定。
無料DAY歩こうでいMAP 新着2022-0902岡山商工会議所
岡山商工会議所では、「路線バス・路面電車 運賃無料DAY」を街全体で盛り上げるため、無料DAYにあわせて来店特典の提供を実施する店舗や街なかで開催されるイベントなどを紹介する特設サイトを開設いたしました。店舗やイベント情報を、運賃無料DAY開催日ごとのマップに一元表示させていますので、当日の街歩きにぜひご活用ください。
■倉敷市は、2022年9月24日(土)、10月9日(日)、10月16日(日)、11月5日(土)の4日間、路線バス・水島臨海鉄道無料デーを実施新着2022-0820倉敷市発表
夏休みに長蛇の列…バスと路面電車「運賃無料デー」遠出を楽しむ人も…【岡山市】新着2022-0724OHK
親子連れの姿が随分目立った。岡山市運賃無料デー新着2022-0723山陽新聞コラム
運賃無料デー 24日から8回 岡山市、路線バスと路面電車 新着2022-0713山陽新聞
岡山市無料デーチラシpdf
2022-0614札幌市電無料デーの現場から新着2022-0614 札幌LRTの会 早川淳一
旭川市バス無料デー6/4,6/25-26、8/1実施 新着2022-0605 旭川市資料
公共交通の利用促進継続へ、岡﨑市長「電車・バス無料デー」に手応え 高知市議会 新着2022-0310 高知新聞
■「運賃無料デー」継続を…公共交通利用促進で岡山商工会議所が要望 新着2022-0224 OHK
電車バス無料デー、来年度予算でなんと札幌市は16億3800万円を計上。熊本に始まった取り組みをモデルに、岡山市と高知市がコロナで窮地の公共交通支援で実施。その思わぬ倍増の成果が、いよいよ全国に波及する予感。公共交通の存在価値を生で体験できるキャンペーンは、公共交通衰退の原因が自動車だけでなく「価格」にあったことをも浮き彫りにした。新着2022-0207 札幌市
相次ぐ「地域まるごと電車・バス無料デー」 街が潤う! お祭りで終わらせないための課題も新着2022-0220 乗りものニュース
高知市長定例会見・無料デー質疑 2022-0125 高知市HP
路線バス・路面電車の運賃無料DAYの実施結果 2021-1227  岡山市資料
「運賃無料DAY」で大きな効果 最大で40%増加 街の賑わい創出【岡山・岡山市】 2021-1227OHK
電車・バス無料デー 1日の利用客数は3倍に高知 2021-1203テレビ高知
バス・路面電車 無料デー 岡山市 2021-1128KSB
#岡山市路面電車路線バス運賃無料day 2021-1128  facebook
岡山市路面電車路線バス運賃無料DAY(11月28日 日曜日) 2021-1128 togetter

今回の無料デーは、2年前に熊本のバスセンターとデパート開業時にやった無料デーを参考にしたもので、電車バス無料によって町に人が溢れた効果を踏襲したものです。既に高知市でも11月から土日と年末年始無料デーを実施しており、社会実験として3都市目のものです。

直接的には、コロナでの交通崩壊を防ぐための臨時交付金を使った事業者支援ですが、買い物券などと違って、行き帰りの電車バス代をタダにする予算で、非常に経済効果が大きいことが注目されています。いわゆる「乗数効果」が高い優れた実験になっています。しかもほぼ仕掛けとしてはまだまだ、到着地イベントが仕掛けられていない状況で、効果が大きいとわかった。
渋滞対策効果や経済効果は、検証するだけの準備はできなかったと思いますが、熊本ではこうした岡山や高知の動きを見て、さらに都市周辺の観光地支援を狙って、新たな実験が計画されています。
岡山市でも小学生に公共交通の重要さを教える教室などはやっていますが、断片的な看板政策にしか為っていません。また小学生無料なども夏休みにバス協会がやつていますが、効果は薄かった。しかし今回はコロナの状況を見ながらの設定で、早めの告知も出来ない中で、こんなにも効果があったのは、我々専門家の間でも注目されています。
我々全国路面電車ネットワークメンバーのZoom会議も毎週で88回を迎えますが、この知見をいち早く国会や全国の自治体に告知し、交通崩壊の出口を探る動きになっています。
昨日も、廃線が取りざたされるJR北海道の長万部・小樽の区間でも、一度無料デーをやってはどうかと提案しました。

ヨーロッパの「トラフィックジャイアンツ」という交通シミュレーターゲーム、1990年代のwindows95のゲームでは、交通キャンペーンの中にちゃんと「無料デー」が組み込まれているのを思い出しました。公共交通を税金で支えるのが当たり前の欧州では、当然のメニューなのです。

各地の同様の取り組み
日光エリアの鉄道・バスが「無料」で乗り放題! 「週末フリーデー」2月に10日間 東武 2022-0116 乗物ニュース
同 東武鉄道特設サイト

 


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