2022年 3月

2023年4月1日からの犬島アクセスバス情報掲載
Googleマップで検索可能です
#犬島アクセス #犬島精錬所美術館 #犬島バス   #牛窓 #西大寺  #瀬戸芸 #瀬戸内海 #アートの島  #瀬戸内国際芸術祭

今年も、犬島行きバスは、西大寺から1便だけ走ります。 両備バス直行便時刻表
 岡山駅からの直行便は無くなるので、犬島観光は西大寺拠点になります。帰りは観音院下車可能です。
明日から、西大寺バスセンター・(JR)西大寺駅~西宝伝間臨時直行バス運行、犬島観光に便利な西宝伝への臨時バス
2023年4月1日(土)~11月27日(月)
■運行日 基本は金・土・日・月と休日
■時刻 カレンダーの黄色の日(1往復運行)
【西宝伝行(乗車専用)】
西大寺バスセンター(10:15発)→(JR)西大寺駅(10:20発)→→西宝伝(10:45着)
 *宝伝港11:00発の定期船に接続
【西大寺行(降車専用)】
西宝伝(15:55発)→→観音院入口→(JR)西大寺駅(16:20着)→西大寺バスセンター(16:25着)
 *犬島港15:35発(宝伝港15:45着)の定期船と接続
■運賃(片道)
 西大寺バスセンター・西大寺駅⇔西宝伝〉大人¥510小人¥260
 〈西宝伝→観音院入口〉大人¥470 小人¥240 ※復路のみ
■その他①ICOCA、Suica等交通系ICカード利用可能、車内でチャージ不可
②帰り便乗り継ぎは十分な余裕を
2023年4月1日現在の西大寺・邑久駅から犬島・牛窓方面アクセス時刻表
     2023-0401oka-inuA4最新

2022年瀬戸内国際芸術祭などに向けて、
古い情報ですが、参考までに残します「備讃瀬戸アクセスマップ」
 特設・犬島への行き方のページ 

別刷りの接続時刻表にて、電車・バス・フェリーの乗り継ぎがわかるマップと時刻表の航路番号は、瀬戸芸公式ガイドマップに連動乗り場案内は岡山駅、倉敷駅、高松駅・港、宇野駅・港、児島駅・港、西大寺駅・西宝伝港・京橋港を掲載時刻表は春会期・夏会期・秋会期の最新情報と、会期外も表示。バスルートなどは頻繁にダイヤ改正があるので、各社ダイヤをQRコードにて確認のこと

 

誰が公共交通のサービスレベルを決めるのか 令和4年3月8日facebook岡將男

国鉄民営化直前の1986年5月22日、自民党は全国紙・地方紙で一斉に広告を打った。分割民営化しても不便にならない、ブルートレインもなくならない、ローカル線もなくならない、と。

いま36年たって、この広告の約束をどうするのか、きちんとした議論をするのが、政権を維持する自民党の役割だろう。

国鉄が株主のJRになってはいないか、大都市のためのJRになっていないか。地方部ではコロナ下の大打撃で、路線維持やサービスレベルが危機に瀕している。

しかしこれを国土交通省では、鉄道局の委員会で方向性を議論しようとしているが、そのアンケートでは地方自治体の戸惑いが如実に表れている。

我々ラクダの今月の総会テーマは「誰が公共交通のサービスレベルほ決めるのか」である。民営化したJRには、地方部でサービスレベルを維持する体力も気力もお金も制度も無い。民営会社とはいえ、巨大なJRグループの経営数値は未知の部分が多い。

また県や市町村には、JRのサービスレベルの査定やら検証をする能力も人も金もないし、国交省はその必要性さえ感じていないようだ。

県知事はじめ自治体の長も議会も、そして市民もマスコミも、公共交通は民間でやるものだと思い込んで、特にJRや地域の有力な交通企業は商売で、儲かっていて、維持するのは当然だと思っている。

だが、実態はもう、たとえば岡山のJRも両備バスも、コストカット、サービスカットにまっしぐら。商売なら当然とはいえ、そして割を食うのは一番に高校生。この春の入学式を終えて、恐らくは全国各地で、当てにしたバスが無くて困る事例が多発するだろう。

既に岡山市クラスの政令市や中核市の一部を除いて、地方部では公共交通は民営では成り立たない、それが故に自治体のコミバスが数千も走り、交付税措置によって走っている。取り残されているのは地方の都市圏。

たとえば岡山市は法定協議会を作って「効率化」を目指すというけれど、道路に比べていかに予算が少ないか。道路も公共交通も繋がっていなければ意味が無い。料金を取らない道路では黒字赤字を論じないだけのことだ。あきらかに制度が足りない、間違っている。

そしてまだ渋滞緩和は道路建設でするものだと思っている議員かいたりする。SDGsでゴミのリサイクルやフードロス対策に熱心な議論をする人々さえも、過度な自動車社会が持続可能でないことには目をつぶっている。そしてこの間違いが、東京一極集中、少子化の根本原因だと僕は思う。

さてさて話は長くなったが、岡山県南都市圏くらいの規模では、公共交通のサービスレベルを都市圏全体で決めて、都市計画をしていかなければならない。しかし公共交通と災害を加味した立地適正化計画は、関係市町村が連動することなく策定されている。

やはり、政令市の岡山や倉敷、福山が連携して、岡山県・広島県がとりまとめ、サービスレベルを決めるほかは無い。山陽線の減便問題は、実は中国地方全域の問題たと認識する必要がある、次になくなるのはあなたの前の電車バスだよ。

「誰が公共交通のサービスレベルを決めるのか」というテーマ、ドンドン各地の社説が取り上げ始めている。
NHKの関西地区でも、3/11「かんさい熱視線」で「鉄道減便 コロナ禍の先に何が」として取りあげられ、NHKプラス(受信契約者は登録可能)で1週間見られる。宇都宮教授が解説。
誰が公共交通のサービスレベルを決めるのか・コラム岡將男
http://www.racda-okayama.org/archives/2620

岡山駅バス時刻表