■「岡山モデルを作らないといけない」ライバルのバス会社・トップ2人が特別列車「ビアガー電」で語り合う新着2023-0911RSK
岡山市内の公共交通を支えるバス会社のトップ2人が、路面電車に揺られながら本音で語り合いました。普段はライバル会社同士ですが、互いに「市民のために取り組もう」と、改めてその思いを共有しました。 (2023年9月11日放送)
中断していた岡山市公共交通網形成協議会の第9回が開催された。
■バス路線の再編議論進むか 約2年4カ月ぶりの協議会で事業者同士の「協力」を了承 新着2023-0605 KSB
岡山市と路線バスの事業者による、公共交通の在り方を考える協議会が、約2年4カ月ぶりに再開しました。これまで事業者同士で議論が平行線をたどっていましたが、バス路線の再編に向けて協力することになりました。
(松木梨菜リポート)「再開となった今回の協議会、これまでとは違った雰囲気で始まりました」岡山電気軌道の小嶋社長と、循環バスめぐりんを運行する八晃運輸の成石社長。公共交通の在り方を巡り、これまで意見が対立していましたが、協議会の冒頭で握手を交わしました。岡山市の大森市長や路線バスの事業者9社などが参加した協議会です。
2018年に発足し、バス路線の再編、運賃の適正化、高齢者・障害者への割引制度の3つについて話し合ってきました。路線の再編と運賃の適正化について、事業者同士で議論が平行線をたどっていたところ、新型コロナの感染が拡大し、2021年2月を最後に議論は中断していました。6月5日の協議会では、事業者同士が協力していくことなどが提案、了承されました。
(岡山電気軌道/小嶋光信 社長)
「このまま進んでいったらどうなるのか。不採算路線・赤字(路線)をやめていく以外は方法ない。競争から協調へと、エリア一括協定運行を進めていきながら」
(宇野自動車/宇野泰正 社長)「事業者の統廃合による収益力のアップ」
(下津井電鉄/永山久人 社長)「無駄や無理をなくすしかない。交通連合であったり共同経営であったり、もっと突き進めていくと公設民営」
(八晃運輸/成石敏昭 社長)「事業者では各社思惑が全部違います。市が主導して会をやっていただきたいと思います」
この他、4年前の協議会で市が提案した路線の再編案の一部について、これまで反対していた岡山電気軌道の小嶋社長が了承する意見を述べる場面もありました。具体的には、岡山電気軌道と中鉄バスが共同運行している国立病院線へのめぐりんの参入と、めぐりんの西大寺線の廃止についてです。協議会は、路線再編などを盛り込んだ地域公共交通計画を年内に策定することを目指しています。
(岡山電気軌道/小嶋光信 社長)「一つにまとまっていこうという機運が出てきた。次の時代に向かって素晴らしい交通網というものをぜひ作ることが大事だと」
(岡山市/大森雅夫 市長)「われわれとして積極的に対応しますが、事業者と一緒になって岡山の公共交通を考えていく」
■岡山市の公共交通会議 バスの路線再編や運賃改定を協議へ 新着2023-0605 NHK
岡山市の公共交通のあり方を話し合う会議がおよそ2年ぶりに開かれ、コロナ禍で赤字路線が拡大している市内のバスについて、今後、路線の再編や運賃の改定の協議を進めていくことを確認しました。
岡山市は、市内で運行するバス事業者や鉄道会社・経済界に県や国などと協議会を設けていて、持続可能な公共交通のあり方を議論していますが、5日、コロナ禍での中断をはさんで、おととし2月以来の会議を開きました。
会議で、岡山市内でのバスや鉄道・路面電車などの利用者は、コロナ禍で2割から3割減少していることが報告され、参加した事業者から「乗務員不足が一層進んで厳しい」だとか「このままでは、脱炭素に向けたEV=電気自動車化など、前向きな投資もできない」といった発言がありました。
そして市内のバスは、新型コロナの影響で収支率が悪化し、赤字路線も拡大していることから、ことし7月以降、路線バスについて議論する分科会を開催し、路線再編や運賃改定を含めた協議を進めていくことを確認しました。
会議のあと、岡山市の大森市長は「コロナの影響で経営は厳しくなっている中、市民の足を確保しないといけないというのは、市も事業者も共通の思いだ。一緒になって岡山の公共交通について考えていきたい」と述べました。
メモから各社の意見
岡電小嶋社長・西大寺めぐりん廃止代わりに国立病院参入なら、減便してでも対応。運賃150円歓迎。
中鉄バス・吉備線LRT歓迎、フィーダーやりたい。外国人運転手認めて欲しい。
宇野バス・新規路線は判決参照。コロナ無くても3年で10%減は当然。経営統合するしか無い、岡山市が路線維持の意思決定を
両備バス・無料デーは街が元気になる、国の環境も変化、交通連合形成を提案、路面電車バスの連携、地域中核として周辺も連携、地域の維持のために
東備バス・牛窓線のみになった
備北バス・運転手不足、料金統合
下電・神田先生参加は歓迎、運転手不足は運転手自身も可哀想、共同経営と交通連合はやるしか無い
めぐりん・岡山市が主導してやって欲しい
労働運輸組合・岡山駅バス運転手にトイレを、車椅子と屋根の整備
タクシー協会・岡山市タクシーチケット、6月4日までに、4万中30515販売。運転手不足で、配車困難
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実はこの環状道路と吉備線ライトレールはセットで、渋滞対策を行い、都心への自動車流量をコントロールするためのものだったのだが、道路とバスと鉄道はなかなか一緒に議論されない。