各地LRTニュース

熊本のバス・鉄道5社、全国ICカードから初の離脱 理由は費用 新着 2024-0527 毎日新聞
広島に続いて、全国共通の10カードから離脱、導入更新費用が課題だが、国は全国共通化を放棄するのか。
JR西日本「燃料電池車両」具体的な検討を開始 営業運行開始の目標時期を示す 新着2024-0525 鉄道プレスネット
キハ40の入れ替え、新潟トランシスが製造してきたディーゼルカーの方向づむはどうなるかも含めて、動向が気にになるところ
熊本市電の車両12台が故障し朝の通勤通学時間帯に5便運休 5台は使用年数60年以上 新着2024-0524 くまもと県民テレビ
RACDAではいま、低床電車の価格高騰問題、保守費用問題を調査中。広島のグリーンムーバーが12両中3両しか走っていないなど、関係者の間では秘かに語られてきたが、好調の宇都宮ライトレール追加2編成が1編成あたり7.5億円とか、福井のフクラム増備がアルナになったなど、輸入台車の問題も顕在化してきた。国産低床台車の1067mmが広電用1435mmの開発以後、おざなりになっており、全国で180両ほどの導入になっている現実は、直視されないと行けない。熊本の場合も50年ものの車両がたくさんあるのは、世界からは取り残された状況だ。低床電車は途方都市の基本的なバリアフリーのインフラとして、導入保守費用ともに、公的に負担されるべきだ。
熊本市電トラブル多発、第三者委が検証開始 運転士らに聞き取りへ 新着 2024-0523 熊本日日新聞
「西側は路線バスで十分」LRT反対派団体が延伸撤回求め質問書 宇都宮市長宛て 新着2024-0524 下野新聞
ライトライン開業1周年記念事業を実施します! 新着 2024-0523 宇都宮市
小学生も“LRT通学” 学区外から沿線の小規模校・宇都宮市平石中央小へ楽々登校 新着 2024-0424 下野新聞

岡山市中心部の路面電車「環状化計画」が再始動。
【解説】岡山市中心部の路面電車「環状化計画」が再始動 メリットや課題は? 専門家「費用負担をどうするかクリアにする必要ある」 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送 新着2024-0125
岡山市は新年度予算で、コロナ禍で中断していた、路面電車環状化の検討を再開する。従来のスキームでは整備費の1/3ずつを国、岡山市、事業者が分担することになっていたが、岡電は負担割合に難色を示し、公設民営を求めていた。
この間、路面電車駅前乗り入れについては、JR岡山駅地下街の補強改修工事に大幅な費用増加という事態があり、市議会で紛糾する場面もあったが、補正予算が通り、改修工事に入った。2026年度末の完成をめざす。
清輝橋線の大雲寺町交差点から、新規オープンしたハレノワ前を通って、東山線西大寺町までの約600mの単線環状化(富山市の環状化同様)を目指すが、ハレノワ周辺の通行量が予想以上に増え、また周辺のマンション開発もあり、この地域の地価は過去8年間で30%も上がっており、岡山市の固定資産税収入の増大のきっかけにもなっている。投資効果や事業採算性がプラスに作用すると思われる。
駅前乗入れだけでは不十分な都心活性化への投資効果をきっちりとしたものにし、岡山城後楽園などの観光地を含めた、県外の人々にもわかりやすい都心交通の核とする構想でもある。
2024年度の調査費は2500万円を計上、現状では総事業費9億円を見込む。この区間の旧国道2号線については、すでに北側一車線をほぼ左折車線と自転車道にする措置が早くから施されており、通行量にはほぼ影響を及ぼさないことがわかっている。
なお、この区間を新規の運行する場合、車両の数などは不足し、車庫容量も足りないことから、公設民営や上下分離したとしても、事業者は初期投資をしなければならない。
路面電車環状化と都心1kmスクエア構想は、平成元年から岡山商工会議所が提案したもので、RACDAはその推進団体として、会議所と市民グループで結成した。この構想が現在国交省が推進する「コンパクトシティ」のモデルになっている。路面電車見直し運動は、ある意味岡山において誕生し、環状化そのものも富山、札幌で実現され、今回の宇都宮ライトレールに繋がった。明日からの宇都宮市でのLRT都市サミット、路面電車サミットでは、都市交通の再起動が議論されることになる。

 

ついに開業した宇都宮ライトレール。土日は大変な人出で、特に関東圏からの鉄道ファンの初乗りが目立ったが、彼らがドンドン情報発信してくれるだろう。私も開業式典に参加し、中尾さんの出発合図を聞いて、本当に感無量だった。2002年のフォーラムでパネラーとして広電時代の中尾さんと並んで登場した。あれから21年、5回の市長選があり、常に政治課題として注目された。子細は瓦版kawara_No239_20230903に譲るとして、まずはテレビ新聞で大きく取り上げられたことは意義深い。

キーマンが明かす「宇都宮ライトレール」成功の鍵 利用者数は100万人を突破、今後の展望は? 新着2024-0213東洋経済
名古屋―奈良の直通列車復活へ 三重県、JRが実証運行に向け調整  新着2023-1209 とちぎテレビ
LRTの車両基地を特別にご案内 限定グッズの販売も予定 来年1月から見学会、定期開催へ 新着2023-1207 下野新聞
JR宇都宮駅周辺で建設ラッシュ、変わる街並み 生活機能が集約された住環境に 新着2023-1206 下野新聞
人気の宇都宮LRT、頻発する「車と衝突」どう防ぐ? 路面電車との共存に不慣れな運転者が多い 新着2023-1128東洋経済
LRT利用者、3カ月目は約39万人 土日祝は予測を大きく上回る 新着2023-1128 朝日新聞
宇都宮LRT大成功? 人出増えても渋滞増えず 人流データで判明「活性化につながっていることは明らか」新着2023-1127 乗りものニュース
【路面電車が無い県の人には難しい?】軌道内を横切りUターン 市電(路面電車)と “宮崎県から来た観光客” の車が衝突 ダイヤに乱れ 新着2023-1127 熊本放送
LRT開業3カ月、続く“イエロー旋風” 月間100食超え人気メニューなどグルメ、スポットに迫る はっしん!まちなか記者 新着2023-1126下野新聞
LRT・ライトライン開業3カ月目は利用者約39万人 今後の課題も… 新着2023-1125とちぎテレビ
LRT西側延伸 動き本格化 新着2023-1124 朝日新聞
LRT開業で人流最大3.5倍 宇都宮駅前活性化、渋滞は発生せず ジオテクノロジーズ(東京)が人流データなど分析 新着2023-1122下野新聞
LRTの西側延伸後の「街づくり」で意見交換 宇都宮市 新着2023-1122 とちぎテレビ
反対派団体「車の邪魔、路線バスからの乗り換えで不便」 LRT駅西延伸撤回求め、宇都宮市議会に陳情書提出 新着2023-1122下野新聞
LRT、最も「混雑」は減少 午前7時18分発は全便「やや混雑」 11月上旬調査 新着2023-1119下野新聞
LRT開業で道路の交通量が減少 栃木 宇都宮 新着2023-1117NHK
LRT累計利用者100万人“予想以上”のペース 栃木・宇都宮市など走行 新着2023-1115 日テレニュース
<社説>路面電車の新設 脱・車依存の街へGO 2023-1106 東京新聞
宇都宮LRTなぜ「全区間が路面電車」で開業? 郊外を爆走できぬ“制約”あえて選んだ理由と「爆走の野望」とは 2023-1104 乗りものニュース
LRT開業で通学も新たな風景 制服や私服の中高生、続々と乗降 ③通学の足  2023-1020 下野新聞
「LRT」と「路面電車」は何が、どう違うのか? 宇都宮LRT開業で考える  2023-1016 Merkmal
「新玄関」行き交う車両 真新しい建物の中をLRTが走る街 ②JR宇都宮駅東口  2023-1012 下野新聞

LRT宇都宮芳賀ライトレール線 グッドデザイン特別賞受賞 まちづくりも含め高評価 (msn.com) 2023-1005下野新聞
LRTの宇都宮駅西側への延伸で”にぎわい”の創出を 宇都宮商工会議所が宇都宮市の佐藤市長に要望書 (msn.com)新着2023-1005とちぎテレビ
LRT軌道内の表示 分かりづらいとして全面改修へ 2023-1004 NHKとちぎ
宇都宮ライトレールと路線バス「連携」に多くの課題 接続“5本に1本”は不便すぎ、改善は欧米から学べ 2023-1004Merkmal
LRT開業1カ月、すでに事故3件 乗用車との接触、対策は? 2023-0930 毎日新聞
LRT開業1カ月で約42万人利用 宇都宮市長会見  2023-0929 とちぎテレビ
LRTの愛称、範囲拡大 路線や事業名も「ライトライン」 2023-0929 下野新聞
先月開通のLRT 沖縄県与那原町が視察 全国から視察相次ぐ 2023-0928 NHKとちぎ
宇都宮ライトレール、国内初の全線新設LRTに「課題」 外国で主流の乗客を〝信用〟する運賃収受方式とは? 「鉄道なにコレ!?」 2023-0927  47ニュース
オープンスクエアをJR宇都宮駅西口へ移設します 2023-0926 宇都宮市
前職は公務員、都営線駅員……75年ぶりの新設路面電車に集った人材  2023-0926 朝日新聞
LRT開業1カ月 平日利用、約1万3千人で安定 休日は予測の4~5倍 |  2023-0926下野新聞
LRT、ラッピング広告の募集を開始 収益で利用環境の向上図る  2023-0927 下野新聞
「LRTノウハウを提供」 宇都宮市長、学術会議で講演 全国から600人集う  2023-0923 下野新聞
宇都宮のLRT開業!「誰もが自分の力で移動ができる」まちづくりへ  2023-0912 TBS
LRT、駅西口整備へ懇談会 秋にも宇都宮市 2023-0912下野新聞
LRT事故防止訴え 開業後事故2件受け 県警がJR宇都宮駅東口で広報 2023-0912下野新聞
なんて呼べばいいの?「宇都宮ライトレール」呼び名バラバラ…現地取材で見えた課題とは 2023-0911 ダイヤモンド
LRTの新規開業 公共交通軸の街づくりへ  2023-0910 山陽新聞社説
宇都宮ライトレール「かっこいい」「Welcome LRT」開業日の様子は  2023-0909イナビニュース
新型路面電車「LRT」が宇都宮で開業。何がすごいの?  2023-0909 TABI RABO
LRT開業11日間 利用者計15万4000人 予想上回るペースに 2023-0907 下野新聞
ゴムタイヤ式も模索、日本の路面電車進化の軌跡 各地に新型超低床車普及、宇都宮に新規開業 2023-0907 東洋経済
LRTで注目、宇都宮が「北関東の大都市」になるまで 明治初期は不遇、鉄道の開業が飛躍の原動力に 2023-0906 東洋経済
後ろ見てますか? 急な右折に伊予鉄が注意喚起 路面電車の街ならではの苦慮 2023-0906 乗りものニュース
「LRT」と普通乗用車が衝突 今月1日に続き、開業後2度目の交通事故 2023-0906日テレ
栃木・LRT開業から1週間 平日利用は1万2000人 定時性確保が課題 2023-0904 下野新聞
路面電車「宇都宮ライトレール」開業 使命は「渋滞ガチャ」解消も、課題ずらり  2023-0902 ITmedia
宇都宮市に聞く「芳賀・宇都宮LRT」の取り組み 「専用軌道」にも秘密あり 2023-0902 鉄道コム
栃木県宇都宮市の「LRT」車と衝突 8月26日開業後初めての事故 乗客70人らにけが無し 2023-0901 日刊スポーツ
国内75年ぶり開業!次世代路面電車LRTを宇都宮再生の切り札に【Bizスクエア】 2023-0831 TBS
宇都宮LRT、コンパクトシティー実現へバスと共存共栄 30年越しの悲願 宇都宮LRT③  2023-0830 日本経済新聞
宇都宮のLRT開通。不動産鑑定士・税理士が現地で固定資産税路線価の推移や税収と施策を考えた 2023-0829 Yahoo
道路事業などでは渋滞対策効果を時間換算した費用便益計算を行なうが、さらに公共交通の世界では宇沢弘文の「自動車の社会的費用」などで語られる外部効果、最近ではクロスセクター効果などと、交通の社会のあるゆる場面への便益を計算する研究も進んできた。しかしこうした研究も多くは自動車や道路についてのものをベースにしており、公共交通投資のまちづり効果について、定量化できてはいない。だが宇都宮ライトレール沿線の最近の激変にみられるように、地下の上昇、固定資産税増加に顕著な効果があり、それが自治体の自主財源確保に大きく貢献することは、まだまだ事例と研究が少ない。
アメリカではTODという、いわば公共交通によるまちづくり効果は当然として開発が進む、サンフランシスコのLRTなどが事例である。しかし鉄道建設でまちづくりといえば、戦前の阪急電鉄の小林一三が目指したものであり、東急をはじめ東京大阪名古屋の私鉄がやったことであり、実は日本全国の都市はほとんどこの百年、TODをやってきたのである。世界のLRT建設が日本をモデルにしたことも忘れられている。
こうなったのは、鉄道建設で大成功した日本の私鉄経営が、逆に公共交通は民営でやれるのが当たり前となり、日本の公共交通ガラパゴス化に繋がった。国鉄分割民営化も、こうした誤解に拍車をかけた。過去の歴史的経験を生かせない、現代日本の失策でもあり、それが少子高齢化と東京一局集中を加速させてしまった。
LRT整備が地価上昇を引っ張り、固定資産税の顕著な増加、そして市の財政力強化に繋がることは、富山市の森前市長が言い始め、ご本人による研究が進む。岡山でも都心集中投資の効果として顕れつつあるが、これは岡山駅の交通結節点能力を引き出しているだろう。費用増加で批判されるけれども、路面電車駅前乗入れなどは、そのTOD効果を、着工しただけで示している。既に路面電車沿線の地価が明確に上がり始めている。富山、宇都宮、岡山など、今後都心に交通インフラ含めて集中投資した場合のクロスセクター効果を定量化していく研究が進むだろう。国交省都市局なども注目してほしいものだ。

開業後LRTと迎える最初の平日 通勤と通学の利用者は?  2023-0829 とちぎテレビ
LRTで通勤通学 開業後初の平日、ホーム混み合う 朝の時間帯滞りなく 2023-0829野新聞
LRT「こんなに混むなんて」 開業2日目 、現金払い多くダイヤに乱れ 2023-0828 下野新聞
発進LRT 宇都宮―芳賀 8月26日開業|下野新聞 SOON(スーン) (shimotsuke.co.jp) 2023-0828野新聞
栃木 LRT 開業後初の平日 通勤・通学の時間帯はほぼ満席に  2023-0828NHK
開業「宇都宮LRT」、黄色い路面電車への期待度 全国初の全線新設路線、車社会で定着するか 2023-0827東洋経済
(社説)栃木のLRT 車依存の街を変えるか  2023-0827 朝日新聞
宇都宮市と芳賀町結ぶLRT開業 全線路新設は全国初 2023-0826 NHK
宇都宮でLRTが開業 路面電車新設75年ぶり 出発式動画 2023-0826 共同通信
宇都宮で「路面電車」が75年ぶりの新規開業! 慣れない「関東のドライバー」が再確認すべき「独自の交通ルール」とは 2023-0826くるまのニュース
「路面電車の神様」元広島電鉄の中尾正俊さん、宇都宮LRTをけん引 試運転中の脱線事故乗り越え  2023-0826 中国新聞
初の全線新設、LRTが開業 構想から30年「ライトレール」 工業団地結ぶ14.6キロ・宇都  2023-0826 時事通信
“ギョーザの街”宇都宮に最新の路面電車 26日に開業! コロナ禍で2度の延期を乗り越え…運転手も涙 2023-0825 日テレニューr
「おらがまちのLRTへ」 宇都宮ライトレールの中尾常務 奔走8年、あす発車号令 2023-0825 下野新聞
LRTあす開業 構想30年、ついに走り出す 全線新設は国内初 2023-0825 下野新聞
宇都宮ライトレール高井徹社長「乗客への対応、丁寧に」 秋には1日乗車券販売も 2023-0824 下野新聞
始発列車は「15時台」、宇都宮ライトレール「ライトライン」開業日は特別ダイヤで運転 2023-0823 鉄道コム

【2023年8月26日開業!芳賀・宇都宮LRT】
ついに,2023年8月26日に芳賀・宇都宮LRTが開業します!路面電車としては国内で75年ぶりとなる開業,路面電車がなかったまちにLRTを新設して開業するのは,なんと国内初!
開業日当日は,宇都宮駅東口停留場で発車式を開催する予定です。そのほかにも,みなさまに楽しんでいただけるような企画を
現在検討しておりますので,楽しみにしていてください★
詳細については,決定次第,LRT公式ホームページ「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」などで随時お知らせいたしますので,チェックしてください。
▽▽本日から実施・募集開始するもの▽▽
■ライトラインレールウォーク ■ライトラインフラッグ ■LRT開業祝福事業
詳細は下記URLをcheck!・LRT公式HP「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」
路面電車 “ギョーザの街”宇都宮に新規開業 国内で75年ぶり 各地で復活の動きも 新着2023-0817 テレビ朝日
来週、宇都宮市で、国内では75年ぶりに路面電車が新規開業します。各地でも車の普及に伴って姿を消した路面電車が復活する動きが出ています。どんな背景があるのでしょうか?[LRT導入の背景]専門家は…26日、宇都宮市で新たに開業する次世代型路面電車LRT。低い床でお年寄りやベービーカーが乗り降りしやすいのが特徴です。ギョーザの街・宇都宮は雷の発生が多く「雷都」と呼ばれるため、愛称は「ライトライン」に決定。イメージカラーは稲光を表す黄色で、座席にも雷をイメージしたデザインが描かれています。宇都宮ライトレール 宮崎拓さん:「市内のごみ処理施設で発生したバイオマス電力なので、ゼロカーボンの電力を用いて、環境に優しい乗り物となっています。日本で初めての取り組みです」JR宇都宮駅東口から工業団地が集まる隣町の芳賀町まで14.6キロの距離をおよそ44分で結びます。
地元の人:「すごく楽しみですね」「線路沿いにお店ができて、にぎわいができればいいんじゃないかな」今回のLRT導入の背景について、専門家は次のように話します。書籍「路面電車年鑑」 佐藤信博編集長:「(高齢者が)車を運転できなくなると、途端にどこにも行けなくなるという状況があるので。地方の行政も気付き始めて、公共交通を充実させようという動きになったのかなと思っています」
[観光資源として成功例も]日本では、かつて多くの路面電車が走っていましたが、高度経済成長期に車が普及したことで、その多くが廃止されました。一方で、近年、路面電車復活の動きも出始めています。そのパイオニアが、LRTを国内で初めて本格的に導入した富山市です。将来の人口減少を見据え、市街地に都市機能を集約する「コンパクトシティ」を掲げ、その主な交通手段としてLRTを位置付けています。コロナ禍がありながらも、利用者が増加しています。富山市交通政策課 吉川賢一主幹:「市民の理解を得ることが大事かと思います。開業後、事業効果をしっかり検証して、どういう効果があったのか、住民に発信していくことが大事だと思います」他にも、派手な装飾を施したり、SLタイプの路面電車を走らせたりして観光資源として成功している例もあります。こうしたなか、現在LRTや路面電車の導入を検討している自治体が複数あるといいます。佐藤編集長:「宇都宮が成功すれば、これを見て追随する行政もどんどん出てくる。宇都宮が果たす役割はすごく大きいと思います」(「グッド!モーニング」2023年8月17日放送分より
新しい交通システムの振りをして、AIだとか冠してBRTを推進する動きが、特定の都市で展開している。宇都宮でも一時期「モノレール」の巻き返しがあったが、高度なLRTでも1kmあたり40億円に対して、モノレールだと最低100億円かかることから、LRTに舵を切った。宇都宮は渋滞対策のために、高架部分や専用の橋を架けたから、結果的にkmあたり50置く近くかかったが、そのことが逆にBRTだと安くつくというイメージづくりに使われている。
だがそもそも低床の連接バスを称してBRTと呼んでるのはナンセンスで、本来BRTはLRTの様に専用軌道を持たなければ意味が無い。しかもかしてつBRTのように古い軌道を廃止した「廃止代替BRT」では、その効果を十分に発揮できない。また雪の降り積もる所では、BRTはLRTなどの軌道系より弱く、またAI使って自動運転できるかのように思い込ませてはいるけれど、そんなのまだまだ技術開発中で、当てになるものでは無い。
折角20年掛けて議論して実現した路面電車環状化の効果を、札幌駅前延伸でさらに強化する計画があったのだが、北大の吉見教授が亡くなられて、その涙が消えないうちに、こんな密室協議をやるんだなあ、札幌市は。札幌や広島、京都レベルでは、LRTが都市の中核交通機関として一番能力を発揮できる。ミュンヘン、ベルリン、ウィーンなど多くの大都市で実績がある。札幌や広島、京都ならば、外国人観光客も多いから、いまの30m級でなく、60m級の低床電車を入れて、もっとバスよりも分りやすく、自動車よりも便利に安くする方が、都心の魅力は増すはずだ。宇都宮ライトレールはそのサンプルとなるだろう。
75年ぶりに新しい路面電車が誕生 LRT新時代は到来するか? 新着2023-0812 デイリー新潮
〈3〉市街地再興支える足に 「二次交通の充実が命綱」 新着2023-0811 読売新聞
〈2〉通勤需要の定着鍵に 乗り継ぎ割など利用促進策 新着2023-0809 読売新聞
構想から30年を経て、歴史的な開業を迎える芳賀・宇都宮LRT。
 開業により宇都宮市に起こる変化と運行会社が抱える想いとは? 新着2023-0809 PRTIMES STORY
路面電車が新規開業すると沿線の賃貸物件への問い合わせはどれだけ増えるか 新着2023-0809 鉄道チャンネル
 宇都宮ライトレールが開通するのを、富山高岡や岡山は注目してるって話を書いている

 

城端線・氷見線「再構築計画」の全詳細。JR西日本から分離、あい鉄に移管へ 新着2023-1203 タビリス
『運行本数増や概ね5年後の新型車両導入』JR城端線・氷見線再構築実施計画案を提示 新着2023-1129 富山テレビ
いよいよ城端線・氷見線が動きだす。ここまでJR西日本が一緒に動くのは珍しいが、富山ライトレール以来の地域とJRの話合いの積み重ねがあってこその最適解かもしれない。全国の存廃問題のある地域も、この例のように、コストだけ計算するのでなく、踏み込んだ話合いが必要だ。
JR西日本から三セクへ経営移管 富山県西部の城端、氷見線  新着2023-1024共同通信
城端線・氷見線「あい鉄移管」が決定。JR西日本から分離へ  新着2023-1024タビリス

富山県が積極的に動く…JR城端線・氷見線のあいの風とやま鉄道への移管 県議会の一部から慎重な意見も (msn.com)新着2023-1005 富山てれび
JR城端線・氷見線 あいの風とやま鉄道移管後の運行経費の補てんは「沿線市中心に」砺波市長 新着2023-1002 富山てれび
あいの風とやま鉄道、JR城端線・氷見線を引き継ぐ場合の5条件とは 新着2023-0919 マイナビニュース
LRT化目指したJR西日本、「城端線・氷見線」 あいの風とやま鉄道への移管を検討 新着2023-0805 yahoo!
今後の吉備線LRT化や、北陸鉄道存続などにも参考になる動き。都市圏輸送について、国もJRもきちんとサービスれべるを設計して、地域振興、温暖化対策、まちづくりとして再構築する必要がある。
LRT化と比べ費用少なく…JR城端線と氷見線 エンジンで発電した電気で動く新型車両導入目指す 富山 新着 2023-0330富山テレビ
JR城端線と氷見線にエンジンで発電した電気で動く新型鉄道車両の導入を目指します。 およそ3年かけて検討してきた城端線と氷見線のLRT化を検討する県や沿線4市、JR西日本などによる検討会で30日決まったもので、LRT化よりも優れているとして新型鉄道車両の導入を目指すことにしました。 新型鉄道車両は、ディーゼルエンジンで発電した電気で動力モータを動かす車両で、現在のディーゼル車両と比べ排気ガスの量も少なくなるということです。 導入経費は131億円で、新たに架線などの設備が必要となるLRT化する場合と比べ最大で300億円程度少なく、年間の維持費でもおよそ3億円少なくなることなどから、この車両の導入を決めました。 検討会では今後の整備に向けて、国の地域公共交通の支援制度の活用を視野に入れ、新年度に県や沿線4市、JR西日本を中心とした新たな検討組織を設けて協議を進めるということです。(記事)

城端線・氷見線は、LRT化を断念し、電動車両導入を決めた。そもそも低床電車の導入はLRTの一条件に過ぎず、ポイントはサービスレベルの向上、具体時には運行本数最低30分一本と駅の増設。乗継ぎ拠点の整備で、LCカード導入なども必須である。富山ライトレールや宇都宮ライトレールの様に、市街地の路面電車として機能するならば、低床電車も必要だが、今回は現実的対応と言えよう。
吉備線の場合も、無理やり国道を通す街路事業をやって、そのために低床電車を入れる必要は無く、この検討結果をふまえて、同様の検討が進むだろう。
ただ、岡山市の都市規模ならば、吉備線と路面電車の直通の意義は大きく、たとえば福井のように、将来の直通運転の可能性は残しておく必要があるだろう。

 

城端線氷見線 新型鉄道車両導入へ LRT化断念 2023-0330 北日本放送
JR城端線と氷見線についての検討会は、30日、初期費用が多額となるLRT化を断念し、新型鉄道車両の導入をめざすことを決めました。事業費を抑えることができ、導入する際の長期の運休も無いことなどがその理由です。梅本記者のリポートです。  高岡市で開かれた6回目の検討会には、県とJR西日本、それに沿線4市の担当者が出席しました。  検討会はこれまで、城端線と氷見線について、床が低い車両の導入やホームのバリアフリー化を行うLRT化、BRTというバス輸送システムなどを検討してきました。  そして30日の会合で、現在の輸送力が維持できる、電気式気動車のような新型鉄道車両を導入することが望ましいと結論付けました。  県交通政策局 田中達也局長  「LRT化やBRT化すべきという意見は出されず、異論なく、新型鉄道車両の導入を目指すことを、検討会の検討結果とすることで、委員全員の了承を得ました」  新型鉄道車両はすでに、新潟県などで導入されています。路線がそのまま活用できて、輸送力と所要時間がこれまでと変わらず、事業費は131億円としています。  一方、LRT化は最大で435億円と、多額の費用がかかるだけでなく、工事などで長期の運休期間が必要で、沿線の自治体からは新型車両を導入するべきという意見が挙がっていました。  新型鉄道車両は、城端線と氷見線の直通化や、あいの風とやま鉄道への乗り入れも可能だということです。  JRの提案で、3年前に始まった城端線と氷見線の将来をめぐる議論は今後、運行本数を増やすことなど利便性を上げるための検討のほか、どこが運営するかといった体制についての検討も始まる可能性があります。  JR西日本金沢支社 川村聡副支社長  「一言、申し上げるとすると、大変感謝しています、本当にありがたいことだと思っています。検討いただいたことそのものに、感謝しています」  県交通政策局 田中達也局長  「国の支援制度で『地域公共交通の再構築事業』ということで、かなり大きな支援が打ち出されているので、そういうものを生かしながらやっていくということなんで、路線維持を最優先に、さらなる利便性向上を実現していくべきであると」  梅本晃弘記者  「人口減少時代の中で、採算面だけでなく利用しやすい鉄道にする仕組みを組み立てていくことが、体制を考えていくうえでのポイントになります」

廃止に向かうローカル線を黒字転換、“ドン・キホーテ”と言われた市長の発想 新着2023-0813 JPpress
城端線・氷見線の再構築へ…知事と沿線市長『スピード感もって進める』 新着2023-0731 富山テレビ
JR城端とJR氷見線は議論の末、LRT化でなく新型の鉄道車両導入で一致 2023-0330 富山チューリップテレビ

 

JR岡山駅前広場の一般車送迎場 9月19日から約2ヵ月半使用不能に 路面電車乗り入れ工事で【岡山】新着2023-0919 OHK
事業費膨らむ「路面電車の駅前広場乗り入れ」 休業店舗への補償は想定より12.9億円増【岡山・岡山市】新着2023-0904OHK
新市民会館、マンション建設…“変わる岡山市中心部”にぎわいどうなる? 専門家「古さ生かした新しい整備を」2023-0525 KSB
社長「悲願だった」 循環バス『めぐりん』がJR岡山駅前へ 中国運輸局が乗り入れ認可
昭和60年に国鉄のホバークラフト就航運動を契機に、岡山未来デザイン委員会を設立し、昭和62年「交通シンポジウム」を開催し、路面電車環状化や岡南飛行場存続、バス網充実を提案した。これが平成7年のRACDA設立に繋がるが、その頃、岡山市のある幹部が、「岡山のバスに触ると大怪我するよ」と忠告してきた。路面電車の駅前乗入れさえ、平成9年以来26年もかかったのは、この業界事情が背景にあるだろう。
だが、全ての事情を分った上で、「本来公共交通が公的に保障されるべき所を、たまたま国土が細長いために、公共交通が民間で成り立ってしまった日本のガラパゴス」という
日本全国の縮図というべき岡山で、LRTというビッグに仕掛けをやることに意義を感じてやってきた。
日本の交通事業者は、その地域の有力企業で、しかも交通を制する事は、地域の商売を牛耳ることでもあるから、いわば交通事業者は「土豪」なのである。太田恒平氏が奇しくも、岡山のバス業界を戦国時代になぞらえるのは、まさに大当たり。
しかし考えようによっては、それだけ沢山の事業者が生き残っているのは、地域の経済力や文化力を背景にしている現状でもある。地域の底力とも言える。あとはどう政治がこれをコントロールしていくかであって、RACDAのような市民団体は、そのガードレールやガイドラインくらいは示せるということだ。
今回の市議会に合わせて、クリーンモバイル岡山倉敷連星都市圏3を発行したのも、こうした岡山での縮図だけでなく、全国に通じるガイドラインを提示し、日本の公共交通だけでなく、まちづくり、地域課題、そして関連の様々な課題を解決する糸口を示そうとしたものである。
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岡山駅 路面電車乗り入れ工事開始 岡山市 25年度に県都玄関口一新 2023-0110 山陽新聞
■路面電車岡山駅乗り入れ 1月着工 岡山市 25年度中の完成目指す
 2022-1129山陽新聞
JR岡山駅前広場への路面電車乗り入れ工事 来年1月から開始 2022-1129 NHK
すったもんだの路面電車岡山駅乗入れ、2回の市長選での争点になりながら、ようやく1/10に着工との市長記者会見があった。1997年5月第3回岡山路面電車サミットの会場で、当時の岡電の岡田常務が「岡山駅前広場に乗入れたい」と表明したのが始まり。サミット主催者であるRACDAも会議直前に知らされた。その頃RACDAは建設省・運輸省(国交省登場以前)にロビー活動を行い、市民団体主催の会議に、前例の無い本省後援をしていただいた。その年「路面電車走行空間改築事業」が創設される。電停改良や交通結節点改良に道路財源が使えるよう、議論が始まり、富山ライトレールや宇都宮ライトレールに繋がる諸制度整備のきっかけになった。
当時、路面電車事業者側(全国路面軌道連絡協議会・事務局広島電鉄)の窓口になっていたのが、現在の宇都宮ライトレール常務の中尾さんで、この頃から二人三脚であちこち駆け巡ることになる。
さてその後、路面電車の駅前乗入れは、豊橋、広島横川、高知(瓦版19号)で実現し、九州新幹線開通では鹿児島、熊本が乗入れた。県外から来た人々にとって、路面電車が駅前に見えれば、まずは一番賑やかな所に確実に連れて入ってくれる。新幹線開業で県外からの観光客を見込めるので、高岡・富山のように駅舎の中まで乗入れている。その後新幹線開業に向けて、福井でも乗入れが実現し、さらに広島で駅舎への乗入れ工事が始まった。
こうした中で、岡山は一人取り残された感はある。(瓦版22号)当時、市議会で「余所がやってうまくいったら、やれば良いが、先にやることはない」と質問した議員がいたのを思い出す。RACDAは路面電車環状化を目指すために設立されたが、たった100mほどの延長の駅前乗入れに、こんなに時間がかかるとは、さすがに予測はできなかった。吉備線のLRT化も2006年の富山ライトレールと同時にスタートしたのだが、とうとう2023年の宇都宮ライトレール開業をネタにして、活動再開するしかない。
2006年RACDAは吉備線沿線地元町内会に呼びかけて、22000余の署名を集めてもらった。そのお陰で岡山市が本格的に吉備線LRT化を
検討開始。その後まずは路面電車駅前乗入れだけでも早く実現したいと、2012年に署名を開始し(瓦版97号)、2013年1月岡山市に13046筆を提出(瓦版122号)。そこから具体的にスタート。だが途中で、「路面電車駅前乗入れよりデッキ」という予期せぬ議論が起こり(瓦版137号、138号)RACDA意見書を提出(瓦版142号)、145号では岡山市が平面乗入れ安を採用と書いてある。146号、148号とデッキ案とのせめぎあいは続き、昨年の市長選に至るまで様々な事が起こった。163号では乗継ぎ拠点整備を訴え、毎年のように駅前広場で路面電車まつりを開催してきた。詳しい推移については、トップページのRACDA瓦版をじっくりお読みいただきたい。
当初も駅前乗入れの直接経費は3億円(単にレールを引くだけ)だったが、岡山市ではタクシー乗り場と送迎乗り場を入れ替え、駅前広場全体をリニュアルする大規模な計画に変更。この時点で路面電車乗入れ部分は10億円ほどだった。具体化すれば、様々な理由で費用が膨らむのは、道路事業すべてであるのは分っていたが、広場全体のリニュアルは欲張りすぎたのかもしれない。避難経路の確保の法解釈の間違いから、工期と費用が大幅に増大するという、晴天の霹靂のような事態に翻弄される。推進した市民団体としても、戸惑いを感じざるをえなかった。結局岡山市は駅前整備費用を圧縮して、今回の着工になった。駅前広場地下には、地方都市としては大きな地下街があるので、乗入れ位置は最小限に済むような位置に考えてあった。(RACDA瓦版3号2004年)
しかしともかく、路面電車駅前乗入れをきっかけに始まった中心市街地活性化の一連の取組みは、岡山都心のイオン立地に繋がり、都心の地価は上昇し、都心の人口はV字回復。(瓦版216号)岡山市全体の固定資産税が40億円程度増収した(550億円ほどの規模)のも、取組みの成果である。全国各地の駅前商店街の衰退に比べて、岡山は健闘しているのではないか。
百貨店「つぶれる街」「生き残る街」の決定的な差 地方百貨店の運命を左右する公共交通網
 路面電車のある地方都市のデパートは残る、という分析に拍手喝采 2023-0116  東洋経済
【解説】岡山市の新市民会館「ハレノワ」完成間近も 周辺整備に遅れ…課題は? 2022-1208KSB
 路面電車環状化についても語られているが、道路用地は既に確保されていて、土地の買収は必要ないことを申し添えておく。

NPO法人 ふくい路面電車とまちづくりの会(NPO ROBA)は、公共交通を活用したまちづくりをめざし、今年で創立20周年を迎えます。
 これを記念し、富山大学の中川大教授をお招きし、新幹線・並行在来線開業を契機とした北陸三県の鉄道を活用するまちづくりについて、9/17にフェニックスプラザで熱く語っていただくことになりました。
 翌日の9/18には、世界規模の公共交通イベントカーフリーデーの福井版を田原町駅周辺で開催します。
 いずれのイベントも無料で参加できますので、お気軽にお越しください。

路面電車乗り入れ 広場整備を縮小 岡山市、案内所や修景ゾーン中止 (msn.com) 2022-0119 新着 山陽新聞
路面電車乗り入れ事業費が倍増 完成時期ずれ込み、岡山市試算 (msn.com) 2022-0115 新着 山陽新聞

RACDAコメント

広島市や仙台市、神戸市などの百万都市とは違って、岡山市クラスの政令市では、鉄道やバスの専門家をそろえてはいない。だが日本全体の公共交通は「民営」を前提として制度設計されていて、各地の交通事業者は地域の有力企業であるだけに、行政側も手が出せなかったのが実体だ。

とりわけ岡山市の場合、JRが元気で8方面の路線を頻繁運行し、バス会社も元気にやってこれた。それだけに全国一バス業界が難しいとは、有名な話だ。

 

さて先般の市長選ではコンパクトシティの是非が争点にもなったが、立地適正化計画では「一日30便以上の交通サービスのある拠点」を居住誘導地域とする。しかしそのサービスレベルを誰がどう決めるのか、今の法制度では地域が決めるといっても、地域に権限と財源はない。

 

昨年のコロナ以降、ラクダZoom会議では89回もの専門家座談会を繰り返し、岡山の問題についても様々議論してきた。全国のLRTが今ひとつ進まないのは、結局の所、東日本大震災以後、道路政策と交通政策が元々の旧建設省と旧運輸省の枠組みに戻ってしまい、JRも旧鉄道省に戻っているのに顔は民間企業で、株主ばかりに向いている。結局の所、都市計画とともに必要な交通政策を誰もコントロールしなくなっていることが指摘されている。全国にある「公共交通法定協議会」等は、単なる儀式になっており、地域に任せるという美名による疲弊は各地域を覆っている。コストカットとサービス低下で、地方都市を益々疲弊させている。

 

しかしそうしたなかで、切り捨てられた中小都市のバスは、コミバスとして再生されつつあり、ほとんどが直営もしくは委託になってきている。また先般の岡山市の「バス路面電車無料デー」というキャンペーンは、コロナ禍で疲弊する公共交通支援が目的だったとは言え、公共交通のまちづくりへのインパクトを知らしめてくれた。無料デーは熊本でも実施され、高知では今月末まで週末実施されているが、どこも2.5倍程度の利用者になっているのは興味深い。公共交通を税金で支えるのが当たり前のヨーロッパでは、こうしたキャンペーンは様々行われているが、岡山市のこの無料デーはいま、学会でも注目され、全国に広がろうとしている。

 

JR岡山支社の機能の一部を広島に集約する報道がなされた今、まさに岡山市が瀬戸内市、備前市、赤磐市、玉野市、倉敷市、総社市などとの「交通連合」の盟主として、JRのダイヤまで含めたサービス水準をコントロールして、地域の発展を目指すときなのではないか。今回の痛いミスも、大きな都市ビジョンを示すことによって、経験値として欲しい。電車バスも無いところに高校生は帰ってこないし、移住者も工場もやってはこない。


岡山駅バス時刻表