~ お家にいながら公共交通事業者を応援しよう! ~ 2020年5月12日開設版 pdf
えちごときめき鉄道の鳥塚社長ブログ「うれしいことがありました」新着 5/20
◎交通事業者の廃業があいつぐ?
運行は続けなければならないが、運行してもしなくても、施設維持に多額の費用がかかる。移動自粛協力金として、国からの支援がなければ、廃止の公共交通事業者があいつぎ、地域住民の足が失われる!
◎「お家にいるっ」
非常事態宣言が出され、普段は「地下鉄に乗るっ」とアピールする京都市交通局のキャラクター「太秦萌」も、今回は「お家にいるっ」と訴える。乗ってもらわないと利益が減少し経営が苦しい一方で、地域住民の足として運行は続けなければならない。
<頑張る交通事業者>
◎銚子電鉄(千葉県) ・2006年の経営危機の際、ぬれ煎餅を販売し、危機を乗り切ったことで有名、その後も社員のアイデアや沿線住民の協力で様々な企画を実施して、運行を維持してきた。・コロナ禍により、昨年同期比約8割減少、4月11日から運行本数を約3割減便。
・窮地を逆手にとった新商品をネットで販売。ニフティニュース4/26 「お先真っ暗セット」で新型コロナウイルスに対抗
・「サバイバルマスク」販売 完売?沿線のお母さん手作り&お寺で祈祷いただいた厄除けマスク
・アイデア商品や銚子電鉄グッズ、地元の名産品は銚子電鉄オンラインショップで販売
【クレジットカード】、【銀行振込】、【商品代引】で支払可能 応援したい方はアクセス!
◎富山地方鉄道(富山県)
・特急列車等を一部運休(4/18~)、高速バス(4/8~)や路線バスも運休もしくは減便(4/18~)
【クレジットカード】、【コンビニ決済】、【電子マネー】で支払可能
キーワードに「富山地方鉄道」を入力して検索
「ポートラムチョロQ」 絶賛発売中!
◎ネット通販
・移動自粛で旅行を控える状況の中、現地に行ってグッズ等を購入することはできないが、ネット通販を活用することにより、コロナ禍に苦しむ交通事業者を応援することになる。
・自社でネット販売できない事業者も多く、自治体がふるさと納税などで、交通事業者のグッズを扱ってもらえないか?ネット販売の代行業者もご協力を!
◎京都市交通局(京都府)
・近年、様々な施策により、利用者が増加していたが、
コロナ禍により地下鉄は前年比平日69.8%減、土休日85.3%減 市バスは前年比平日64.2%減、土休日76.6%減(4/20~4/26)
・地下鉄土休日減便(4/29~)、市バスの観光系統で土休日一部減便(4/20~)
・特定警戒都道府県に指定されている京都市では、外出を8割減らすため、地下鉄・市バスの利用者も8割減が目標?交通事業者としては苦渋の目標設定
・そんな中、家にいても地下鉄や市バスに親しんでもらう企画
「おうちであそぼう 企画!~ぬりえ・クラフトペーパーで遊んでみよう」
今は出かけられないけど、お家でぬりえやペーパークラフトで遊んでもらい、コロナ禍がおさまったら、乗ってください!
◎日本交通(全国・タクシー)
・コロナ禍によりタクシーは前年同月比 東京65.0%減、名古屋56.2%減 大阪54.4%減 京都73.3%減
(4/1~4/15サンプル調査 下記フォーラムでの報告より)
・利用者は減るが、感染対策も必要で、マスクはもちろん、運転手と後部座席との間をしきるセパレートカーテンの設置
利用者がタクシー会社と契約している飲食店に宅配を注文すると、タクシー運転手が家まで届けてくれる。
・通常はタクシーで料金をとって荷物(貨物)を運ぶことは許可されていないが、国土交通省から新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ、期間限定の特例措置で認められるようになった<4/21~5/13(予定)>。
・休業要請により店内飲食の需要が減り、持ち帰りサービスを始めたいが、配達する人手まで確保できない飲食店と、移動自粛により収入が落ちたタクシー業者を救済
<参考>新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえたタクシー事業者による有償貨物運送について
◎駿河湾フェリー(静岡県) https://www.223-ferry.or.jp/
・利用者24.7%減(平成19年度)、1日4往復を2往復に減便
・ふるさと納税の返礼品に「駿河湾フェリーの乗船券」が追加(静岡県、伊豆市)
1年間有効なので、コロナ禍がおさまった時のおでかけにぜひ!応援したい方はアクセス!
・駿河湾フェリーオリジナルグッズ(オンラインショップやふるさと納税の返礼品でないのが残念)
有効期限を延ばせば乗車券等の前売販売に協力できるかも!
◎ひたちなか海浜鉄道(茨城県)
・4月に入って利用客が6割近く減っている(茨城県内鉄道4社)
【クレジットカード】、【コンビニ決済】で支払い可能 グッズや記念乗車券 絶賛販売中!
・写真ギャラリー お家にいながら旅気分、コロナ禍がおさまったら、出かけよう!
◎岡山電気軌道(岡山県) http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/
・4/7 新型コロナウィルス影響下での地方生活交通維持に向けた緊急対策提言 地域公共交通総合研究所
生活交通が2~6割減収 いち早く公共交通の窮状を訴え、支援策を提言!
・岡電グッズショップ 【現金書留】、【代金引換】 で支払い可能
グッズや記念乗車券 絶賛販売中! 応援したい方は下記までアクセス!
◎頑張る交通事業者に支援を!
・4/16茨城県内鉄道4社が茨城県知事に支援を要請する要望書
・4/30呉西地区交通まちづくり市民会議が富山県および呉西地区の市長に公共交通事業者への支援を要請する要望書
・国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の補正予算(4/20)では交通事業者の収入減を支援する策は講じられていない。
(雇用調整助成金、中小企業・個人事業主支援給付、特別貸付を除く)
・交通事業者への移動自粛協力金(減収対策)や感染対策給付金等の一刻も早い支援を望むものの、感染症対応地方創生臨時交付金は、地方自治体が感染対策等の計画を立てるので、病院、学校などの他、公共交通事業者へのマスク・消毒液・セパレーターなどの感染対策費に充てることも可能(計画提出期限5/29)
☆自治体や交通事業者に活用をすすめよう!
◎コロナ禍後も公共交通を利用しよう!
・コロナ禍対策
国や自治体はマスク・消毒液・セパレーター等感染対策を支援
公共交通を利用する際は感染防止エチケット、一定距離をとる、
向き合わない(壁側の人は車内のほうを向かない)、大きな声で話さないなどで、感染リスクを軽減
・コロナ禍後の利用促進
感染拡大を受けて、公共交通の移動よりも自動車による移動が増えてきていますが、
交通事故増加や環境破壊の懸念があり、コロナ禍後は公共交通利用の推進が必要
・新しい社会に向けて
国や自治体が公共交通に投資し、抗菌素材や換気機器の導入、非接触式チケットの導入などの感染防止対策の推進、非対面式座席の導入や、便数・車両数を増やすなどの混雑緩和策を推進